5. オゾン利用技術関連

UV/オゾン法

UV / Ozone method.

紫外線(UV)とオゾンを組み合わせた酸化処理法であり、現在オゾン/過酸化水素と並んで代表的な促進酸化処理法(AOP)です。

空気処理用と水処理用があります。

原理

空気中のオゾンに310nm以下の波長の紫外線が照射されると酸素分子と酸素原子に分解し、酸素原子が強い用酸化作用を及ぼします。

水中のオゾンに紫外線を照射する場合もオゾンが酸素分子と酸素原子に分解しますが、酸素原子は水と反応しOHラジカル(ヒドロキシルラジカル)が生成しそれが強い酸化作用を及ぼします。

装置構成

空気中での紫外線発生用には水銀ランプが、また水中では水銀ランプもしくはキセノンエキシマランプが使用されます。

UVランプの酸化効果は主にOHラジカルによると水処理用はダイオキシンの分解などに利用されています。

UV/オゾン法(図)

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