研究者・工場向けオゾン装置メーカーのエコデザイン株式会社。オゾンを現場で安全かつ効果的に使用する方法をアドバイスします。
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大気が対流により循環している範囲である対流圏は高度10数km位です。対流圏の上高度50km位までが成層圏です。
オゾンはほとんどがこの成層圏で作られてます。オゾン濃度が特に高いのは地域や季節によりお異なりますが、大体高度15~30km程度の範囲のところです。
このあたりをオゾン層と呼んでます。
次は私の計算したオゾン濃度の高度分布の試算例ですが、実際の分布と比較的良く一致してます。
オゾンは前述したように酸素原子と酸素分子が化学結合して出来ます。
ところで酸素分子は上空に行くに従い、希薄になり、一方酸素原子は上空に多く、地上に近くにはほとんど存在しません。
酸素原子も酸素分子もともにある程度存在するのが成層圏あたりですのでそこでオゾンが発生しているため上のような高度分布になります。
地上のオゾンはほとんど成層圏のオゾンが対流で地上にまで降りて来たものです。