コーヒーの脱色試験

試験目的

レギュラーコーヒーにオゾンを吹き込み、色、PHの変化を調べる。

試験条件
使用オゾン発生器 ED-OG-R4
試験サンプル レギュラーコーヒー
サンプル量 150cc
ガス流量 0.5l/min
オゾン濃度(初期) 141g/Nm3
オゾン濃度(終了時) 141g/Nm3
オゾン発生量 4.23m/hr
気温 25.8℃
系統構成
コーヒー脱色試験 系統構成

写真左側のオゾン発生器から発生したオゾンガスが、左側のテフロン洗浄ビンに入ったコーヒーに吹き込まれる。

色の比較のために、右のテフロン洗浄ビンには同じコーヒーが入っている。

コーヒーに吹き込まれて排出されたガスはオゾン濃度計を通り、コーヒーに吹き込まれることにより消費されなかったオゾンガスの濃度が確認される。

オゾン濃度計を出たオゾンガスはオゾン分解器を通り、酸素に戻って大気中に放出される。

コーヒー吹込み後のオゾン濃度の変化
時間
[min]
濃度
[g/Nm3]
オゾン
排出量
積算
[g]
オゾン
供給量
積算
[g]
単位体積辺りの
オゾン消費量
積算
[mg/l]
オゾン
利用効率
[%]
0 75 0.00 0.00 0 0.0
1 75 0.04 0.07 220 42.9
2 104 0.08 0.14 392 42.9
3 107 0.14 0.21 510 33.3
4 109 0.19 0.28 620 32.1
6 113 0.30 0.42 820 28.6
7 115 0.36 0.49 910 26.5
8 119 0.42 0.56 990 25.0
9 120 0.48 0.63 1062 23.8
10 121 0.54 0.71 1130 23.9
12 123 0.66 0.85 1257 22.4
14 125 0.78 0.99 1370 21.2
15 125 0.84 1.06 1423 20.8
16 126 0.91 1.13 1475 19.5
19 128 1.10 1.34 1615 17.9
20 128 1.16 1.41 1658 17.7
23 129 1.35 1.62 1783 16.7
25 130 1.48 1.76 1860 15.9
30 133 1.81 2.12 2018 14.6
コーヒー脱色試験 排出ガスのオゾン濃度変化
単位体積辺りのオゾン消費量積算

オゾン供給量からオゾン排出量を引いた値を、サンプルの体積で割り、単位体積辺りのオゾン消費量とした。

オゾン利用効率

オゾン供給量からオゾン排出量を引いた値を、オゾン供給量で割り、オゾン利用効率とした。

試験結果

下記の各項目でまとめました。

  • 色の変化
  • pHの変化
  • 考察
色の変化
時間 記録写真
0分 コーヒー脱色試験 色の変化記録 0分
10分経過 コーヒー脱色試験 色の変化記録 10分経過
15分経過 コーヒー脱色試験 色の変化記録 15分経過
20分経過 コーヒー脱色試験 色の変化記録 20分経過
25分経過 コーヒー脱色試験 色の変化記録 25分経過
30分経過 コーヒー脱色試験 色の変化記録 30分経過
pHの変化
- オゾン通気前 オゾン通気後 測定器
pH 5.08 3.62 pH測定器
考察

約2,000mg/lの量のオゾンを吹き込むと、コーヒーはかなり脱色される事が分かった。

pHの低下は、コーヒー中の成分が酸化されて酸に変化したことが原因と思われる。

2000mg/lオゾンを吹き込んだサンプルの、コーヒーの臭いは殆ど無くなっていた。

味は僅かにコーヒーの風味が残っていたが、非常に酸っぱくなっており、エグ味の様なものが出て飲めなかった。

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