研究者・工場向けオゾン装置メーカーのエコデザイン株式会社。オゾンを現場で安全かつ効果的に使用する方法をアドバイスします。
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オゾン化油と言うのはオリーブ油等の植物油にオゾンガスを通じて生成させるもので、種々の薬効があるのではないかと研究されています。動物病院では実際に利用されています。
私は2年程前随分(1瓶50g程度を30個位)作り、人にも差し上げ、自分でも色々使って来ました。自分用にはまだ多少残ってましたが、薬効が薄くなって来たようなので新たに製作しました。
これが私がオゾン化油を作る時の系統構成です。
酸素ボンベからの酸素をオゾン発生器(今回はエコデザイン社製ED-OG-R6)に導き、発生させたオゾン含有酸素を小瓶に入れた油に通します。
オゾン化油の薬効は特にオレイン酸がオゾンと反応して出来るオゾン化オレイン酸にあると言われております。
そこで今回の原料はオレイン酸の含有率が特に高いというひまわり油を用いました。
十分な反応をさせるためにオゾン含有酸素は300cc/min程度の流量で10時間程度流します。万一の爆発的燃焼に備えて周囲はブロックで囲むことにしました。
尚、これまでの製作では危険な目には会ってませんが、一度製作中の油がなくなっていたことがありました。これは何かの原因で燃焼したと推定してます。
今回は50g程度を3瓶作りました。オゾン化油は分解を防ぐために冷蔵庫に入れて保管しますが、冷蔵庫内では次ように白い固形状のものとなります。
オゾン化油の薬効が、外傷、床ずれ、皮膚病等に顕著である可能性は柏市民病院の桜井正太郎さん等により研究がされてます。
著者は自らの経験からもしかしたら火傷、膝痛、間接炎、腋臭等にも効果があるのではないかと推測してます。
更に、飲み薬として風邪等にも効くかもしれないとの話も聞きましたが、今後もっと確かめていきたいと考えてます。