研究者・工場向けオゾン装置メーカーのエコデザイン株式会社。オゾンを現場で安全かつ効果的に使用する方法をアドバイスします。
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これは私達の母なる星、銀河系宇宙の太陽系第3惑星=地球です。
知られている限りこの星だけに豊富な酸素分子とオゾンがあることをお話しました。
逆に酸素分子と酸素原子が一緒にあるところではオゾンが必ず出来ると考えられます。
(実際には酸素分子と酸素原子が結合してオゾンが出来るときには、余分なエネルギーが放出されるのでその余分なエネルギーを与える他の分子が必要です。しかしその他の分子というのは酸素原子であってもよいので、酸素分子と酸素原子があるところではオゾンが必ず出来ると考えられるのです)
地球の大気中には酸素分子が豊富にありますがこれは地球の植物によるものです。(写真は生命の楽園といわれるバンタナールです。)
植物は光合成により大気中の炭酸ガスと水から酸素を作り出し、大気に供給してます。(写真は宮崎県のアオダモ亭のご主人の撮影されたイワザクラです)
このようにして地球には酸素分子が豊富ですので、何かの理由で酸素分子が二つに分かれて酸素原子になれば、その酸素原子が酸素分子と結合してオゾンが出来ることになります。
酸素分子が酸素原子になるには何か外からエネルギーをもらう必要があるのですが、そのエネルギーは紫外線であったり、高速の電子であったり、宇宙線のような高速の粒子であったりします。
オゾン層では酸素分子が紫外線のエネルギーをもらって二つの酸素原子に分解しそれが他の酸素分子と結合してオゾンが出来てます。
紫外線によるオゾン発生器でも同様の現象が起こってます。
雷の中でもオゾンは作られます。(オーストラリアのMr.Mchael Bathさんの写真です)
雷の中で出来るオゾンは酸素分子が雷の中を走る高速電子に叩かれて酸素原子になり、それが酸素分子と結合して作られるものです。(放電式のオゾン発生器でのオゾン発生も同様です)
宇宙線によってもオゾンは作られます。
その他ラドンのような自然界の放射性物質の周辺では酸素分子の放射線による酸素原子への解離が起こりオゾンが発生すると考えられます。
以上で地球のおけるオゾンの出来方を説明しました。
オゾンの発生量から言いますと圧倒的に紫外線によるオゾンが多いです。それは地球に降り注ぐ紫外線のエネルギーが雷のエネルギーや宇宙線のエネルギーに比して圧倒的に大きい事と関係してます。