1. オゾン濃度関連

ppm

Perts per millionの略、つまり100万分の1を表す単位です。10,000ppm=1%となります。

オゾンに関しては気相中オゾン濃度、液相中オゾン濃度の単位として共に用いられますが、その意味は異なるので注意が必要です。

一般的に気相中オゾン濃度の単位として用いる場合、ppmと言えば体積比でのppmのことです。

例えば気相中オゾン濃度が1ppmであるということは1m3の気体中に1ccのオゾンが含まれているということになります。

液相中オゾン濃度の単位としてppmを用いる場合は一般的に重量比でのppmのことです。

液相中オゾン濃度が1ppmであるということは、1kgの液中に1mg(1tの液中に1g)のオゾンが含まれるということになります。

なお、空気中1ppmの濃度のオゾンガスといえば非常に低濃度のオゾンガスですが、水中1ppmの濃度のオゾン水というと比較的高濃度のオゾン水であると言われます。

このことは気相、液相ともに用いられる濃度の単位である単位体積辺りのオゾン含有量([mg/L]=[g/m3])で比較すると分かり易いです。

オゾン水1ppmはほぼ1mg/Lですが、空気中1ppmオゾンガスは約0.002mg/L(0℃,1気圧)と約500倍の開きがあります。

オゾンとppmの関係については、当社ブログ「エコデザインの素」の記事もご参考ください。

エコデザインの素「ppm」 https://moto.ecodesign-labo.jp/tag/ppm/

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