3. オゾンの安全な取り扱いのために

安全な取り扱いのための原則

オゾンは有用なものですが一方後述のような危険があるため、オゾンの取り扱いに当たっては少なくも次の3点の原則を遵守する事をお奨めします。

  • 許容濃度を守る
  • 爆燃及び爆発への配慮
  • 火災の可能性への考慮
許容濃度を守る

作業環境におけるオゾン濃度1週間平均を、許容濃度(産業衛生学会許容濃度委員会の規定による)の0.1ppm以下とする。

爆燃及び爆発への配慮

20.5w%の高濃度オゾンを使用する場合、持続的分解及び爆発の可能性を考慮した安全対策を講じる。

火災の可能性への考慮

オゾン含有酸素を活性炭などオゾンと反応する有機物に接触させる場合に、防火処置を講じる。

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