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ゴールデンウィークはカレンダー通り営業いたします。
代表取締役 佐々木安正 様
所在地:宮城県大崎市
食品工場 除菌、食品工場、オゾン水、水処理
野菜の一夜漬けをスーパーや生協に卸したり、生野菜を市場に卸したりしています。保冷車を2台保有していて、主に仙台の地域と秋田にも出荷していますね。
全て自分のところで作ったものを使用しています。漬物用の野菜は主にキュウリとナスで、ハウスが1.5ヘクタール、敷地で2ヘクタールあります。他にはキャベツ、白菜、トウモロコシなどを作っています。
例えばキュウリだけで一日約1トン出荷しますね。キュウリは以前は一年中作っていたのですが、最近は燃料の高騰で冬場は水菜などを作っています。
こだわりというか、半分趣味みたいなものですが、なるべく有機肥料を用いて、化学的な農薬もなるべく使っていません。その代わりに害虫の天敵となる虫をハウスに放してハウスの中の害虫を駆除させるということをやっています。これにより、殺虫剤は従来の1/3ぐらいまで減らすことができ、年によっては全く使わなくてもいいときもあります。
虫というのはそれぞれ個性があって面白いですよ。例えばチリカブリダニというのはハダニを食べるわけですが、放っておくとハウスに住んでいるハダニを全て食べつくしてしまうわけです。それ自体は良いことなんですが、そうすると彼らがその後に食べるエサがなくなってしまって、食糧難で全滅してしまうんです。それが困りますね。彼らは名前からも分かるようにチリ生まれですからラテン系なわけです。だからね、今が楽しければ良いという。それと似た種類のもので、日本生まれのミヤコカブリダニというのがいるんですがこれは常にエサを食べつくさないである程度残しておくんです。
そう。おくゆかしさがある。まあそれはそれで残しすぎるので困るんですけどね。
オゾンもまあ、趣味みたいなものですね。塩素はトリハロメタンが出るからなるべく使いたくないのでオゾンを使っていますけど、まあ大変で普通に考えたら良いことないですよ。
まず地下水の除菌と、それと野菜の表面に付いた菌の除菌ですね。うちで使っている地下水は元々1ccあたり10頭の菌がいて、水道水の基準は1ccあたり100頭だから使っていて全く問題ないんだけど、できる限りゼロに近い方が持ちが良くなるんで、オゾンで完全に滅菌しています。
それと野菜の表面にいる菌はオゾン水で洗い流して除菌していますね。野菜の中にいる菌は殺せないわけですが、それは塩素を大量に使っても無理です。
良かった点は…、ないですね。困った点はいっぱいありますけど。
まず一番困っているのが、オゾンの認知度が低いことです。これで除菌がきちんとできているということを保健所の人に説明するのに毎回骨が折れます。しかも保健所の検査というのは2年に1回あるわけですが、そのたびに担当の方が変わるわけです。それで毎回一から説明しないといけない。あと、保健所にオゾンの臭いがするので水に異臭がある等と思われてしまう。
こうしたことはお宅なんかが世間に認知させてもらわないと困りますね。
あとうちのシステムだと、水を循環させていますから使っているうちにオゾン水の濃度がだんだん濃くなってしまう。そうすると濃いオゾンは人体に有害ですから、働いている人が喉が痛くなったりして困るわけです。だからオゾンの濃度なんかは本来自動的にちょうど良い濃度に調節してくれた方がありがたいのですが、そういうのがないのも困りますね。
そうしてください。あと故障しても分かりづらいというのも困りますね。
でもお宅のはモノが小さいのが良いですよ。コンパクトというのが。
もし壊れたとしても簡単に送り返せますからね。
使い方の詳細
外部冷却水が不要でありながら、オゾン発生量は15g/hと40g/h。高耐久性、濃度の安定性に優れます。現場でのオゾン利用の利便を考えた設計です。
佐々木さんは照れ隠しのためか、減農薬や減無機肥料栽培ということに関しては趣味でやっている、等とおっしゃるのですが、実際は食べ物を作るということに対して強いこだわりがある方なのだと感じました。
オゾンによる野菜の除菌ということについては色々と怒られてしまいましたが、まだまだ佐々木さんのような先駆的な方だけが試している発展途上の段階であるように感じます。少しずつ経験を積んで様々な場所で使用できるようなシステムを作っていきたいと考えています。
ちなみにこの佐々木農園さんの漬物は本当に美味しく、もちろん化学調味料などの添加物も使われておらず、そんじょそこらの漬物とは別物といった感じです。やはりこだわりがこの味を生み出しているのだと思います。
インタビュー内容は取材当時のものです。所属、業務内容などは現在では変更となっている場合があります。
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